TONIC WATER


26年前、バーテンダーになるべく、仕事を始めた時から、すべての職場で作ってきたGIN&TONIC。
そしてそのすべての店で使ってきたシュウェップス トニックウォーター。
他の銘柄では残念ながら、おいしい飲み物は作れない。

お酒を飲まない今、よそでトニックだけをお願いすると、だいたい違うものが出てくる。
喉を通りにくい、水で言うならevian。
そしてみずっほい。
その点を技術に関係なく、ジンの銘柄に関係なく解消するこのシュウェップス。

勉強中にはどの店に行っても、最初にGIN&TONICを注文して、
最後にMANHATTANを飲んで、マラスキーのチェリーを食べることにしていた。
ジンを入れたグラスのどこにトニックを落とすかも、氷の締まりも、技術も、スマートさ、いろんなことがおいしいものを作るのだけど、おいしいカクテルは、水と酒が分離していないことだ思う。

ハイボール全盛の今。
ハイボールとは炭酸が上がっていくさまを表しているから、
コーラもジンジャーエールもトニックもハイボールの1種。
広告だけに操作されてないで、みんなもおいしいものを探してほしいな。

いろんなことを学んだけれど、おいしいものと、そうでもないもの、の区別は好みを入れずにつけることが出来る。
26年で学んだことのひとつ。笑


まもなくこの仕事もおしまい。
なんだかこういうことが結局、ずっと頭をはなれない。




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