THE DATE LINE


なかなか入り込めずに時間ばかりかかってしまった今回の読書。
「日付変更線」。
湯船で読む時間しか取れなかったのでなおさら。

30代、誕生日のほとんどをハワイで過ごしましたが、祝日とかBLACK FRIDAYに合わせると誕生日を2日することになります。
誕生日が終わって日付変更線を越えるとまた誕生日。

上・下巻にわたっていったり来たりの内容にどうして話が進まないのかと思っていたけれど完読してみてよくわかりました。

同じところを行ったり来たりしているのではなく、
大事な人は未だ昨日のハワイにいる、自分は日本でハワイの明日を生きている、大事なものが自分と他方にあるとき、今日はどこにあるんだろ?

3世か4世になるであろう私の世代。
祖父母が2世、主人公の若者ふたりは4世。
2世の両親は日本人だけれど、2世はアメリカしか知らないアメリカ人。
そして戦争。
これは小説だけれど、一度読んでみるといいかもしれませんよ。

私はもともとなんでも「縁」で片づけることはしないので、
この本で言うところの「運命」のくだりはとてもよかったです。
努力で手にした大事なものを「縁があったねえ」なんて言われたら、がっかりします。

そして”2ヶ月月ぶりに聞く懐かしい声”の表現に、
2ヶ月で懐かしいかな?とは思わなくなります。
大事なら懐かしいんです 笑

今、読んでよかった本です。