Hanalei Bay

夏の終わりに、見よう見ようと思いながら後回しになっていた映画「ハナレイ・ベイ」を観ました。

原作は村上春樹さんの素晴らしい短編です。
この本を読んだ時、主人公と同い年だったのでとてもわかりやすかった!

ハナレイ・ベイとはハワイの島々のひとつ、カウアイ島にある湾の名前ですね、ここで亡くなる息子とその母親の物語です。

この夏、時間がいっぱいあったので、今までとはちょっと違う夏になりました。答えのないことを考える時間がありました。

俳優の三浦春馬さんが亡くなり、存在は知っていても会ったことないし、知らない人なので特に感想がなかったのですが、その当夜、TVでコンフィデンスマンJPが放送されましたよね。
それで初めて動いている彼を見たわけです。

そしてNHK終戦記念の特別ドラマで2度目に彼を見ることになったけどそこには三浦春馬さんが自殺するというシーンがあっていたたまれない気持ちになりました。

この夏、知人がふたりお亡くなりになり、考えても答えのないことを考えることになりました。

この夏の始りに友達から戴いて読んだ、村上春樹さんの本「猫を棄てる」。
この本で村上さんはご自身の父について描いている。
ハナレイ・ベイでは息子と母、状況は違えど、もういないひとを想う、という作業にやはり終わりはない。

答えはなくても考えてよかった。

映画ハナレイ・ベイだけの話でいうと、男の子にはいつだって、女性を救うすごい役割があるんだよね〜ってこと😊

是非、読むか、観るかしてみてください😉